愛のむきだし('08)
なんと237分。最初のタイトルロールが出るまでに1時間かかってた。映画館ではインターミッションが入ったとか。まるで、「風と共に去りぬ」か、「ファニーとアレクサンデル」か・・・。この圧倒的な分量に恐れ入る。まるでフランク・ザッパのギター・ソロだけを集めた3枚組のアルバムみたいな分量だ。つまり、好きな人じゃないと聴いていられないほどのヴォリュームということ。
今、前半部分までみたけど、長さが気にならないのだから、傑作なのかも? タランティーノをさらに下品にバカバカしくしたような感じ。とにかく過剰で、アホらしい。だって、主人公はアクロバティックにパンチラ写真を撮りまくってるし、女装して"さそり"と名のっちゃうし。設定もストーリーも人物像も、まったくデタラメなんだけど、この映画にリアリティなんて求める方がヤボというもの。
後半は明日。
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