2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧
ブランズウィック傘下のBRCレーベルからリリースされた5人組のコーラス・グループ。 ジャケを見ると10代後半〜20代前半といったところで、ブランズウィック版のハニー・コーンといったところだろうか。若いだけあってラフなところもあるけれど、瑞々しいヴ…
邦題『ナラと素晴らしき仲間たち』のタイトルどおり,ナラ・レオンが1曲ごとにかつてナラのアパートメントに出入りしていた仲間たちやトロピカリズモの同志たち(ジルベルト・ジル,カエターノ・ヴェローゾ,エドゥ・ロボ,ジョアン・ドナート,アントニオ…
正体はよくわからない謎のグループなんですが、グレッグ・カーマイケルとパトリック・アダムスがプロデュース、アレンジを担当していることから、ニューヨーク周辺のグループなのかな? 前回のセレクト交換でこのアルバムの中の「Ain't Gonna Be A Next Time…
バリー・ホワイトの秘蔵っ子(というか3姉妹のうち長姉はバリーの妻)がラヴ・アンリミテッド。そのバリー・ホワイトがプロデュースをし、ジーン・ペイジがアレンジをしているのがこのアルバム。 バリー・ホワイトと言えば「愛のテーマ」ですが、このアルバ…
昨年『Maiden Voyage』が再リイシューされるなど、再び注目されていると思われるケリー・パターソン。これは彼女の名を冠した'76年の2ndアルバム。 『Maiden Voyage』はソウルとジャズの両方の要素をうまい具合にブレンドしたアルバムだったけど、これはどち…
'72年のアトランティック・レーベル,アメリカン・サウンド・スタジオ録音,トム・ダウド&アリフ・マーディン・・・と名盤に必要な条件を備えてますから中味は保障付き。 コクのあるヴォーカル,レジー・ヤングらによる濃厚なバックトラック,レイドバック…
'71年から'75年までテンプテーションズに在籍したダモン・ハリス(代表作は「Papa Was A Rolling stone」)がテンプス脱退後に結成したグループがこのインパクト。 ボビー・イーライをプロデューサーに迎え、シグマ・サウンド・スタジオで録音したフィリー・…
ジャズについては全くの門外漢ということを先にお断りしてから。 '50年代から活躍する鍵盤ジャズ奏者のホレス・シルバーがサロメ&アンディ・ベイという兄妹をヴォーカルに迎えて作った盤。 ギターも入っているし,全体にソウル色が強いので私のような者にも…
ご存じスピナーズの初代リード・ヴォーカリスト。あの「It's A Shame」を歌っていた人です。 このアルバムは彼がソロになって初めて出したアルバム。モータウンの盟友ウィリー・ハッチやスティーヴィー・ワンダーらがプロデュースを担当しています。そのステ…
ウッドストック周辺のセッション・ミュージシャンが集まったバンドのデビュー作。 このアルバムの後,2枚リリースしてますが,ラスト作となった『Rhinestones』では,ブルー・アイド・ソウルに根ざしたA.O.Rになっています。 この盤でも「Living On My Own …
P.I.Rに残した『The Ebonys』は多くのソウル・ファンから絶大な評価を得ているマスト・アイテム。これはブッダに残した2ndアルバムからの6曲を中心に,トニー・キャミロがプロデュースした音源をまとめた編集盤。 紅一点のジェニー・ホームズは,後に元アン…
元チェアメン・オブ・ザ・ボードのダニー・ウッズがインヴィクタスからリリースしたアルバム。曲作りもプロデュースも、インヴィクタスの看板、H=D=H。チェアメンは4人それぞれがリードをとれるところが強みだったが、その中にあってこのダニーは張りがある…
サザン・ソウル界の至宝,キャンディ・ステイトンがディスコ路線に挑戦したワーナー期のアルバム。 コテコテのソウル・ファンには評判が悪いだろうが,今の耳で聞くと内容は決して悪くない。冒頭からガラージュ風でさえある「Run To Me」や「Destiny」の連発…
'78年という時代柄、ダンス・オリエンテッドな音楽なんだけど、凡百のディスコものに陥っていないのはホーンの使い方とギターやベースの躍動感から来るものだろう。 一曲目の「She Puts The Ease Back Into Easy」は動き回るストリングス、激しくブロウする…
A Taste Of Honeyというと、勝手に「Sukiyaki」(a.k.a「上を向いて歩こう」)のラストの「サ・ヨ・ナ・ラ」という台詞を思い出しちゃうのですが、そんな歌謡曲チックなイメージとは裏腹に都会的なサウンドを聴かせてくれる素敵なアルバム。 このグループの…
大好きなシンガーと大好きなソングライター/プロデューサー・チームが組んだアルバムだから、内容が悪いはずがない。イーヴィー・サンズやオリジナル・キャスト、ジーン・レディング、フォー・トップスのアルバムに深く関わっているデニス・ランバートとブラ…
突然ですが、このジャケットはインパクトがあるよね。お仲間のサイトで数年前に一度見た時からずっと気になっていた横顔。 彼女の歌声を聞いたのはきよさんのセレクトに入っていた「The Lamb Ran Away With The Crown」が最初。それを聴いて以来、彼女の横顔…
ダスティ・スプリングフィールドの兄貴が'68年にリリースしたアルバム。妹の方はハスキーで粘りのある声、隠そうとしても出てきてしまうブルーアイド・ソウル・シンガーっぷりが特徴だが、兄貴の方は声も流れている音楽も淡い水彩画のような色調だ。「Brazil…
以前、本家サイトの方で『Viva Soul』を採りあげたピアニスト兼ヴァイブ奏者のハーヴェイ・アバーン。 ラテン〜ブーガルー〜ソウルの名盤と思って購入したんだけど、A-1の「Girl From The Mountain」に針を落としたら拍子抜け。普通に耳障りのいいソフトロッ…
'80年代に活躍したシンガー兼鍵盤奏者の2ndアルバム。どの曲がフィーチャーされたのか知らないけど、フリーソウルのコンピに収録されて人気が出た'82年のアルバム。 プロデュースも兼ねているウェブスター・ルイス(kbd)、ジェームズ・ギャドソン(Ds)、ア…