Another Taste / A Taste Of Honey
A Taste Of Honeyというと、勝手に「Sukiyaki」(a.k.a「上を向いて歩こう」)のラストの「サ・ヨ・ナ・ラ」という台詞を思い出しちゃうのですが、そんな歌謡曲チックなイメージとは裏腹に都会的なサウンドを聴かせてくれる素敵なアルバム。
このグループの売りはジャニスとヘイゼルの二人の美人なんですが、ルックスだけでなくソング・ライティング能力も見事なもの。ジャニス作のA.O.R.ナンバー「The Rainbow's End」、ヘイゼルの歯切れの良いギターを活かしたメロウな「I Love You」、ジャニスのセクシーなヴォーカルが耳をひく「Let's Begin」など、時代を経ても色褪せない曲が並ぶ。
それに加えて、'79年発表なのに凡百のディスコ・アルバムとは一線を画しているのは、やはりラリー&フォンスのミゼル兄弟のなす技か・・・?
日本盤なので「Boogie Oogie Oogie」のシングル・バージョンがボーナスとして収録されています。