Brothers By Choice / Brothers By Choice

howdymoon2006-03-07



'78年という時代柄、ダンス・オリエンテッドな音楽なんだけど、凡百のディスコものに陥っていないのはホーンの使い方とギターやベースの躍動感から来るものだろう。


一曲目の「She Puts The Ease Back Into Easy」は動き回るストリングス、激しくブロウするテナー・サックス、David T. Walkerのカッティングもシャープに切り込んでくる名曲。


ファンキーなホーン・セクションにからみつくようなギターのカッティングが勝手に腰を動かせる「Girl I Need You Too」、ヤングソウルな「Young, Single And Free」、一転してメロウムードな「Take A Little More」、ヴォーカリストも替わって(白人かな?)ロック色の強い「I've Got What You Need」など、どの曲も楽しめる盤だ。


ベスト・トラックは男臭いヴォーカル入りの「She Puts The Ease Back Into Easy」のPartⅡの方。David T. Walkerもいつもの音は控えめに、地味なカッティングに徹してます。