2005-10-01から1ヶ月間の記事一覧
アン・サリーや畠山美由紀を世に送り出した(大げさか?)ゴンザレス鈴木がソウル・ボッサ・トリオ(1人でもトリオ)。 このアルバムには、そのアン・サリーが全面的にフィーチャーされている。他にも坂田学(ポラリス)、笹子重治(ショーロ・クラブ)ら、…
'73年の名盤『Quem É Quem』では、帽子を目深にかぶって顔を上げようとしなかったドナートでしたが、この盤のジャケには眼光鋭い彼の姿。そしてタイトルの下には”psychedelic funky experience”の文字。その名の通り、ここにはクールでファンキーなドナート…
オークランド出身のコーラス・グループ。 例によってメンバーなど詳細はわかりません。 リードは張りのあるテナーとファルセットを使い分けているのですが、なかなかの実力派。'82年というと、すでに打ち込みが全盛を迎えていく時期なのですが、このアルバム…
イギリスからりリースされたスウィート・ソウルの3人組なのだが、もともとはレゲエのシンガーだったというから驚き。スウィートものでもやってみると受けるかも? ってなプロデューサーからの提案で吹き込んだというのが事実に近いのだろう。 中身はという…
オリジナルは数万円するという究極のレア盤のCD化なのだそう。'81年録音のわりにはすっきりしない音質(間違いなく盤起こしのハズ)、あれっという感じでフェイドアウトしてしまう終わり方・・・etc. インディーものにありがちな胡散臭さは消せないけれど、…
音楽にはリアルタイムで聴くことによって、より輝きが増すタイプのものがある。'70年代中頃のパンク・ロックがその代表であり、私にとって初期のバーズもそのタイプだ。21世紀の今聴くよりも、リアルタイムで聴いていたとしたらもっと違った聞こえ方がしてき…
この『青春の軌跡』という邦題のアルバムは,彼が若干21歳の頃の作品。わずか12歳の頃にデビューした彼が,前作の『SIGNED, SEALED & DELIVERED I'M YOURS』で,やっとプロデュース権を手に入れ,クリエーターとして飛躍しようとしていた頃のアルバムだ。後…
一定の年齢以上の方にはとても懐かしい「Mamy Blue」のカバーで始まる一枚。後半のキーボードの暴走ぶりが爽快な曲だ。 このラエルシオ・ジ・フレイタスはマルチ鍵盤奏者として様々なアーティストとのセッションに参加しているという(有名なところではアナ…
スポポスポポロのジョーンジィズの1stアルバム。期待に違わず1曲目の「I Can't See What You See In Me」から、スポポロ・コーラスが聴ける。その特徴的なフレーズを歌っているのが、リーダーのグレン・ドーシー、深みのあるバリトンのリードはハロルド・テ…
ベイエリア・ファンクの雄、タワー・オブ・パワーの2nd。 最強のヴォーカリスト、レニー・ウィリアムスが参加する以前のものなので、ややヴォーカルが弱い気もするが、それでもロッコのベース・プレイ、デヴィッド・ガリバルディのドラムの切れ味の良さは並…
SとYが奇跡的にも二人だけで組んだアルバム。 初期の録音にはCとNも参加してコーラス部分をオーバーダブしたのだが、結局CとNののコーラス部分を消し去ってSとYのアルバムとしてリリースされたという。アルバムの完成後のツアーで結局は分離してしま…
もとFIFTH AVENUE BANDのJohn LindとValerie Carter、Richard Hoveyの3人組が残した唯一のアルバム。Lowell Georgeがプロデュースし、バックにはBill Payne,Sam Clayton,Roy Estradaら、リトル・フィートの面々やJohn Sebastian、Chuck Rainy、Van Dyke P…
『Music From Big Pink』と『The Band』の プロデューサーとして、音楽史に名を残す名プロデューサーの1stソロ。 そのあたりの音を期待してこの盤を買った人がほとんどだろう。 リック・ダンコ、ガース・ハドソン、リチャード・マニュエルのThe Band勢の他、…