今日聴いたもの

超スローブルース / マダムギター 長見順(2005 P-VINE)

松永良平さんの『ぼくの平成パンツ ソックス シューズ ソングブック』を読んで、購入。 パキパキと輪郭のはっきりした音色のブルースギター(ギブソンES125T?)が暴れる。 暴れすぎて、小さな円盤に収めるのじゃなくて、ライヴこそが本領なんだろうなと、想…

Two Friends / Two Friends (1972 Natural Resources )

Chip CarpenterとBucky Wienerによるアコースティック・デュオの唯一のアルバム。 なぜかモータウン傘下のNatural Resourcesからリリースされてます。 基本的にはC,S & Nのフォロワーと言っていいのかな? ドライヴ感がある「Must Be The Wrath」やスティー…

David( Unreleased LP & More ) / David Ruffin ('71 Motown )

テンプテーションズの「My Girl」や「Ain't Too Priud To Beg」を歌っていたのがこのデヴィッド・ラフィン。ソウル界の百獣の王です。彼の魅力はハスキーなテナーによるシャウト。ダイナミックな歌い方はさすがモータウンNo.1と言われただけあります。 これ…

What A Beautiful Place / Catherine Howe ('71 Reflection)

イギリスの女性S.S.W、Catherine Howeの1stアルバム。 「Vashti Bunyan云々」という宣伝文句に惹かれて数年前に購入したもの。その後、‘75年の2nd、’76年の3rdも購入したのだが、こちらの方はまたいつの日か。 プロデュースしたのがジャズ畑のボビー・スコッ…

White Horse / White Horse ('77 Capitol)

丑年にちなんで牛のジャケットを探す。定番の『原子心母』は持ってないので、コレ。フィフス・アヴェニュー・バンドのジョン・リンドとケニー・アルトマンがイギリスのS.S.W.のビリー・ニコルズ('67年の『Would You Believe』が有名)と組んだバンドの唯一…

Vocal Ease / B.J.Ward ('70 Catfish)

中古屋さんのサイトでは、3万円代後半〜5万円台の値段がつけられているこのアルバム。どういうわけか、うちのiTunesに音源があるのです。 このB.J.Ward、最近再発されたInner Dialogueのヴォーカルだった女性。このソロ・アルバムは、グループ解散後にオラ…

Act 1 / Act 1('74 Spring )

2021年の始まり。 今年初めに聴いたのはAct 1 というグループの『Act 1』(’74 Spring)。このAct 1というグループ、テリー・ハフ(なまずひげのあの人)と組んでいたスペシャル・デリバリーの前身のようです。 スペシャル・デリバリーの唯一のアルバムは、…

Ella / Ella Fitzgerald ('69 Reprise )

エラ・フィッツジェラルドがソウルやポップス、ロックをカバーしたアルバム。 そのラインナップが面白い。 Get Ready (Smokey Robinson) The Hunter Gets Captured By The Game (Smokey Robinson ) Ooo Baby Baby (Smokey Robinson ) Yellow Man (Randy Newm…

Shine / Joni Mitchell ('07 Hear Music )

ジョニ・ミッチェルの最後のアルバム。 声だけに限って言えば、当たり前のことだけどフォーク期のような瑞々しさはない。 また、ジャズ期のような先鋭的なアレンジが施されているわけでもない。いたってシンプルな音作りである。 けれども、流れてくる音楽は…

Totalmente Demais / Caetano Veloso ('86 Philips)

歌う世界遺産、カエターノ・ヴェローゾの’86年のライブ盤。 この人はホントに数多くのライヴ盤を出していて楽しめる。 これはアコギ一本の弾き語り。カエターノ本人の過去の名曲は勿論、ジョアン・ジルベルトやアントニオ・カルロス・ジョビンの名曲を取り上…

A New York Singer / Marlene Ver Planck ('80 Audiophile)

久々にCDラックを整頓。もう満杯になってきてピンチ。同タイプのラックが手に入るといいが……。 整頓中に聞いた盤。 タイトル通り、ニュー・ヨークのジャズシンガーの’80年のアルバム。手持ちのCDには’90年代に録音したボーナストラックが複数収められている…

Back To Stay / Leon Haywood ('73 20th Century )

ヒューストン出身のシンガー&鍵盤奏者リオン・ヘイウッドの'73年のアルバム。もともとは'60年代の前半にサム・クックのバンドでキーボードを弾いていたということ。 '74年の『Keep It In The Family』や'75年の『Come And Get Yourself Some』もいいアルバ…

Blue / Joni Mitchell ('71 Reprise)

インスタの方で #jonimitchell をフォローリストに入れているんだけど、最近、彼女の「River」を歌っている動画をしきりに見かけるようになった。そうか、これはクリスマスの歌だったんだよね。世の中はクリスマスで浮かれているのに、恋人と別れたばかりの…

Bebeto / Bebeto ('75 What Music)

「真夜中に聴きたい音楽」 もう15年ほど前に、そういうお題でセレクトCDを交換し合ったことがある。 そのセレクト盤の1曲目に選んだのが、このアルバムの1曲目にあった「Batuque」だ。 マイナーなサンバ調の曲調が、静まった真夜中にピッタリだと思ったのだ…

Dance Your Troubles Away / Archie Bell & The Drells ('75 TSOP) 

あの「Tighten' Up」のアーチー・ベル&ザ・ドレルズがフィラデルフィアのTSOPに残したアルバム。 '75年頃というとフィリー・ソウルの全盛期。 この盤にもバニー・シグラー、マックファーデン&ホワイトヘッド、ボビー・マーティン、ロニー・ベイカーら、フ…

Turn Me Loose / People's Choice ('78 P.I.R.)

自宅ディグシリーズ。たぶん、安かったから買ったんだろうな。 このPeople’s Choiceというグループは、フィリーのダンス・オリエンテッドなグループ。 延々とダンサブルな曲が続いていくのだが、残念なことにキャッチ―なフレーズやリフがないので、なかなか…

Nothing Says I Love You Like I Love You / Jerry Butler ('78 P.I.R. )

10代の後半からインプレッションズで活躍していた息の長いシンガー。これは彼が39歳の脂ののりきった時期にP.I.Rレーベルからリリースしたアルバム。 プロデュースはGamble & Huff。作曲も、ほぼ全曲、彼らとJerry Butlerの手によるものだ。 彼のヴォーカル…

Laura Allan / Laura Allan ('74 Elektra)

たまにはこういうものも。自宅ディグの一枚。CDを持っていたと思ったのに、アナログ盤の方でした。 彼女のファースト・アルバムで、この時期のElektra/ Asylumらしい乾いた音色。Valerie Carterを引き合いに出されることが多いようだが、確かに声質は似てい…

Saturday Night Special / The Lyman Woodard Organization ('75 STRATA)

日曜におよそ10年ぶりにアナログ盤の棚を整理したので、しばらくは自宅ディグのものが続きます。 その中の一枚、まだシュリンクのままの盤を発見。値札が貼ってあることから、どうやら心斎橋のVOX MUSICで買ったものらしい。たぶん10年以上前? デトロイト…

The Mob / The Mob ('75 PRIVATE STOCK)

ホーンセクションも備えた、ブルーアイドソウルのグループ、The Mobの2nd。 1stを持っていたのは覚えていたのだけど、これも持ってたのね。凄いぜ、オレ。 Associationや5th Dimension のプロデュースで知られる Bones Howe のプロデュース。 Ned Doheny の…

Fully Loaded / Magnum ('74 PHOENIX)

' このブログやその前のブログ(右側のメニューからたどれます)を再読。 読み返してみると、こんな盤まで持っていたのと、再発見。 アナログ音源はもう10年くらい聞いてなかったので、すっかり忘れていたのです。これからはアナログを聴くことにします。 さ…

Lift Him Up / The New York City Community Choir (’75 SAVOY)

日曜の朝ということで、クワイヤ・スタイルのゴスペル。 これも自宅ディグの一枚。いつ買ったのか、どこで買ったのか、一度でも聴いたことがあるのかさえ不明。たぶん、ポップの紹介文に惹かれて買ったのだろう。 ”Community Choir"ということは、Leroy Huts…

Pure Smokey / Smokey Robinson ('74 Tamla)

Smokey Robinsonのソロアルバムとしては2作目、1974年の作品。 まあ、安定のスモーキー節で、ユルユルのふわふわな極上の音楽。 R35くらいの、大人のためのソウル・ミュージックだ。 アレンジは彼自身とGene Page、Willie Hutchら。 極甘な「I Am I Am」、Wa…

 Vou Deitar E Rolar / Doris Monteiro ('70)

笑顔がいっぱいのジャケットのせいか、湿度が低いエリス・ヘジーナのバージョンも大好きなんだけど、このドリス・モンテイロの方が、エリスよりも色っぽくて好きかな。

 Day Dreams / Raphael Saadiq

ラファエルの音楽に外れなし。『Stone Rollin'』から、跳ねるリズムが気持ちいいロカビリー・タッチの軽快な曲。Stone Rollin'アーティスト: Raphael Saadiq出版社/メーカー: Sony発売日: 2011/05/10メディア: CD購入: 3人 クリック: 11回この商品を含むブロ…

 Off The Wall / Littele Walter ('53)

久しく(20年くらい?)ブルーズやゴスペルを聴いていなかったのだが、最近、この手のアルバムもiTunesに入れ始めている。でもって、久々にシャッフル・プレイでブルーズやゴスペルが流れてくると、新鮮な喜びを感じる。 今日のランニング中に流れてきたのは…

 Everyone Belongs To Someone / Tamiko Jones ('75)

ちゃんと走ってます。そろそろ膝や腰の筋力も戻ってきたようなので、ランニングの比率も上げてます。 タミコ・ジョーンズが'75年にマッスル・ショールズで録音したアルバムから。 LOVE TRIPアーティスト: TAMIKO JONES出版社/メーカー: FTG RECORDS (UK)発売…

 Here I Am Again / Denise Lasalle ('75)

今日のランニング中に聞こえてきたのはこの曲。Johnny Bristolがアレンジしているのかと思うような、ゴージャスな飛行機系の曲。一気にエナジー投入されて、走るペースが上がっちゃいました。 『Trapped By a Thing Called Love』('71)や『On the Loose』…

 The 1970's / Talc

今年は冬でもきちんとトレーニングをすると決意。 筋力が戻るまではランニングを控えてウォーキング。昨日も今日も10キロの高速歩行。その最中に音楽を流しているのだが、歩くペースにぴったりだったのが、Talcの「The 1970's」。Talcの2006年のデビューアル…

 ねんねぐゎせ(鹿児島/徳之島の子守歌|大島郡徳之島町) / 寺尾紗穂('16)

ランニング中はiPhoneに入れた音楽をシャッフルで聴いている。走ることに没頭していると、大抵の曲は単なるBGMになってしまうのだけど、これは別。 寺尾紗穂が全国に残されたわらべ歌を紹介してるアルバム『わたしの好きなわらべうた』から。 詳細な内容につ…