2010-10-01から1ヶ月間の記事一覧

We Want To Play / Brief Encounter

'81

1st('70)がP-VineからCD化されましたね。わが家にも来月には到着する予定です。それまでの間、この2nd(?)を聴きなおしています。というわけで、昔のHPに載せたものを再掲。 オリジナルは数万円するという究極のレア盤のCD化なのだそう。'81年録音のわり…

 10月の夕闇 / 吉田美奈子

'97年リリースの『Spell』から。 『DARK CRYSTAL』('89)以後の吉田美奈子のアルバムは晩秋や冬に似合いそうな曲が多くなっているが、この曲もまさにそう。圧倒的な存在感の声のため、何曲も続けて聴くのはしんどくなるほどだ。 さて、10月が早くも終わろう…

 A Quiet Storm / Smokey Robinson

'75

もともとモータウンの大黒柱として数多くの名曲を作ってきた彼,メロディ・メイカーとしてもプロデューサーとしてもR&B/ソウル界では殿堂入りをするような存在。ヴォーカリストとしても細かくふるえるファルセットはゆったりしたバラードになるとより魅力を…

 Warm Thoughts / Smokey Robinson

'80

前作の『Where Thers's Smoke』で久々にシーンに復活した彼が短いインターバルで出した盤。 スティーヴィーと共作した「Melody Man」(スモーキー賛歌)以外はミディアムかスローが並ぶ。当時はディスコ・サウンドの全盛期だが,シーンを追いかけようとする…

  デンジャラス・ビューティー(’01) デンジャラス・ビューティー2(’05)

サンドラ・ブロック主演のコメディの正編&続編。 FBIのいけてない女刑事が爆弾犯人を逮捕するために、ミス・アメリカコンテストの候補者に扮装して出場するというドタバタ喜劇。ストーリーそのものは荒唐無稽なんだけど、方の力を抜いて楽しめる映画にな…

 Where There's Smoke / Smokey Robinson

'79

数多いスモーキーのアルバムの中でも、この盤は意味があるのだろう。というのもシーンの中に埋没していて、もはや過去の人物だった彼が(セールス的には)復活したとされる一枚。'79年という右を向いても左を向いてもディスコ・ミュージックばかりだった時期…

Love Breeze / Smokey Robinson

'78

翌年にリリースされた『Where There's A Smoke』で再びシーンの最前線に復活するのだが、このアルバムにもあちこちにその予兆が見られる。例えば「Being With You」タイプの「Madam X」。David Tのギターがキラリと光るこの曲は、ゆったりとした横揺れリズム…

Smokey / Smokey Robinson

'73

スモーキー・ロビンソンの初めてのソロアルバム。 ソロ・デビューとなると多少の気負いがあるものだろうが、1曲目からユルユルした「Holly」で始まるところがこの人らしいところ。この時、スモーキーは33歳という若さなのですが、すでに枯れた味わいなんで…

スモーキー・ロビンソンCD化記念ということで、過去のレビューを再掲します。

 Deep In My Soul / Smokey Robinson

'77

今聴いているのはSmokey Robinsonの『Deep In My Soul』(’77 Tamla)。 '70年代のスモーキー・ロビンソンは、1,2のアルバムを除いてウエブの世界でもまったく無視されているようである。このアルバムもググってみても、まったく話題に上っていないようだ…

 Smokey三昧

複雑な権利関係などが原因で、いつまでたってもCD化がされないアーティストがいる。 モータウンの元副社長スモーキー・ロビンソンもその一人。名盤の誉れ高い『A Quiet Storm』はずいぶん前からCD化されていますし、『Pure Smokey』もCD化されています…

3ヶ月に1回位の割合でチェックしている職場の近くのブックオフで3枚。 空へ / ビューティフルハミングバード('06) ブックオフの邦楽コーナーでは、「ノ」、「ハ」、「ヒ」を特に念入りに探している。「ノ」はノーナリーヴス、「ハ」はハンバート・ハン…

時にまかせて−金延幸子・レア・トラックス− 『み空』で有名な女性S.S.W.の未発表曲を集めた編集盤。ソロ・デビュー前に在籍していた愚、秘密結社○○教団の音源やライヴ音源から収録されたもの。500円。 同じ場所に『シーズ・ファイヤ』という20年ぶりの2ndア…

 今日も誰かの誕生日 / キリンジ

46回目の誕生日。 年齢を3でわった値は、一日の時刻として表せるという。つまり、自分の場合は約15。午後3時を少しまわっているというわけである。これが日曜日だとしたら、3時過ぎというと「たっぷり時間があると思ってたけど、ぼーっとしてたら3時か…

 いつも2人で(’67)

オードリー・ヘップバーン主演+スタンリー・ドーネン監督+ヘンリー・マンシーニ音楽 となると悪いハズがない。オードリーがスタンリー・ドーネン監督と組んだ作品は「パリの恋人」(’57)、「シャレード」(’63)に次ぐ3作目になるが、この「いつも2人で…

 HMV & ブックオフ

家内がシューマンの「幻想曲」が欲しいとのことで、HMVで内田光子のCDを注文。マルチバイの方が安くつくというふうに自分に言い聞かせて、ニック・ドレイクの2枚もあわせて注文しちゃいました。もともと2ndの『Bryter Layter』と未発表音源集の『Family Tre…

 バーン・アフター・リーディング('08)

コーエン兄弟監督作品。 コーエン兄弟の映画につきものの、普通っぽいんだけどちょっとずれているおバカな役柄が次々と出てくるのです。ジョージ・クルーニーは地下室でスケベなイスをつくって悦に入っているランニング中毒の連邦保安官。ジョン・マルコビッ…

 野のユリ('63)

この映画を初めて見たのはたぶん中学生の頃。それから30年以上経っているのだけど、シドニー・ポワチエとシスターたちが歌う「エーメン、エーメン」というメロディは耳から離れていない。それくらいこの歌の力は大きいものなのだ。 舞台はメキシコに隣接する…

 October Song / Incredible String Band

完全オフの一日。娘を高校まで送っていって、そのまま北上して隣の県に遠征して猟盤活動。市内の中古屋はアナログ中心だし、駐車場もないので、市内各地のブックオフをはしごする。収穫は以下の10枚。 Paul Weller / Paul Weller('92) Wild card / Paul We…

 October Road / James Taylor

ジェームス・テイラーを再評価するきっかけになったアルバム。それまで彼にあんまり興味がなかったのです。枯れた味わいが、長くなってきた夜に似合います。 めずらしく家族のことを書いてみます。高校3年生の娘の話。 娘は地元の大学の教員養成系の学部へ…

 HMVの方がいい

久々にHMVで買ったんだけど、amazonよりもずっと安くつくことに気付きました。写真のCity Limits以外はまだ聴いてません。 Circles / City Limits (’75) これはアナログで持っていたのですが、手軽に聞けるデジタル化は大歓迎です。シグマ・サウンド・スタ…