2006-02-01から1ヶ月間の記事一覧

 Happy Together / Pete & Sheila Escovedo

'78

サンタナやアズテカに在籍していたパーカッション奏者のピ−ト・エスコベードが娘のシーラ(ご存じシーラ・E)と組んでリリースした2nd。 フリーソウルのコンピにも収録された「Bolinas」が有名な盤ですね。たしかにこの曲は父と娘の穏やかなユニゾンのヴォー…

Positive Force / Positive Force

'80

シュガーヒル・ギャングの「Rapper's Delight」がビルボードのチャートに登場したのが私が中3の頃。その頃はまさかこんなに大きなムーヴメントになるとは思いもよらず、変わった曲だなと感じていた程度。 そのシュガーヒル・レーベルから'80年に登場したの…

 The Everyday People / Everyday People

'72

総勢7人のファンク・バンドのアルバム。スライ&ザ・ファミリー・ストーンの有名なあの曲からグループ名をいただいているのだろう。アルバム全体には、スライに共通するようなファンキーな曲が詰まっている。昔だったらいざ知らず、ファンク系には腰が動か…

 They Say I'm Different / Betty Davis

'74

”みんなは私のことを風変わりだと言うわ”・・・って、そりゃ言うよな、こんなジャケットだったら・・。マイルス・デイヴィス夫人が'74年にリリースした2ndアルバム。 のどの奥から絞り出すように吐き出される歌とも叫びともつかぬハスキーな声が耳の中に容赦…

 TOKYO SPECIAL / 笠井紀美子

'77

もともとはジャズのフィールドで活動していた彼女。このアルバムは日本人アーティストたちの作品を採りあげて作った、まさにTOKYO SPECIALなアルバム。"東京"でも"TOKYO"でもなく、"トーキョー"と言っていいバタくさい印象だ。 全曲作詞は安井かずみ、バック…

 The Truth / Frank McComb

'04

まず、この素敵なジャケットに注目。まるでダニー・ハサウェイが天国から舞い降りたかのような'70年代テイストがあふれる写真ですね。 中身の方もメロディー・センス、歌い方、エレピを中心にした音作り・・・など、ダニー・ハサウェイを彷彿とさせるものな…

Illegal Stills / Stephen Stills

'76

スティーヴン・スティルスの7作目。というよりは相棒のドニー・デイカス作の曲も多いし、ドニーが歌っている曲も多いので、実質的には二人の共作アルバムといったところなのかな? スティルスの魅力はカントリー、ロック、ソウル、フォーク、ラテンなどの要…

Eloise / Eloise Laws

'77

インヴィクタスからリリースした『Ain't It Good Feeling Good』はCD化もされている人気盤だが、そのインヴィクタス倒産後にabcに移籍してリリースしたアルバム。 プロデュースはトム・ベルと共同で多くの傑作を生みだしていたリンダ・クリード。アレンジ…

Power And Love / Manchild

'77

あのBabyfaceが在籍していた7人組ヴォーカル&インスト・グループ。 Babyfaceが若干18歳の頃の初めてのアルバムだ。A-1の「Red Hot Daddy」、続く「(I Want To Feel Your)Power And Love」をはじめとして、筋骨隆々の男っぽいファンク・ミュージックが並…