Eloise / Eloise Laws

インヴィクタスからリリースした『Ain't It Good Feeling Good』はＣＤ化もされている人気盤だが、そのインヴィクタス倒産後にabcに移籍してリリースしたアルバム。

プロデュースはトム・ベルと共同で多くの傑作を生みだしていたリンダ・クリード。アレンジはジーン・ペイジが務めている。となると、登場するのはいつものL.A.のスタジオ・ミュージシャンたち。もちろん、そこにはDavid T. Walkerも名を連ねています。

「Forever Now」のイントロに彼の特徴的なギターの音色がメロウな雰囲気を盛り上げてくれています。エロイーズ自身の歌はクセのない歌い方で、歌で聴かせると言うよりは楽曲の雰囲気で聴かせるというタイプかな？　そんなアルバムを象徴するのが１曲目の「Baby You Lied」。のんびりと身を委ねたくなるようなメロウな響きが気持ちいい曲です。