'69

Ella / Ella Fitzgerald ('69 Reprise )

エラ・フィッツジェラルドがソウルやポップス、ロックをカバーしたアルバム。 そのラインナップが面白い。 Get Ready (Smokey Robinson) The Hunter Gets Captured By The Game (Smokey Robinson ) Ooo Baby Baby (Smokey Robinson ) Yellow Man (Randy Newm…

 Joyful / Orpheus('69 MGM)

アラン・ローバーがプロデュースとアレンジを手がけたオルフェウスの3rdアルバム。 このオルフェウスはボストンで結成されたバンドで、アコースティック・サウンドが耳に心地よい一枚。 このあたりは詳しくないのでわからないのですが、全体にわたって湿度も…

 Diana Ross Presents The Jackson 5 / Jackson 5

'69

遅ればせながら、マイコーのことを。まだアフロ・アメリカン時代のマイコーは大好きなのです。これはマイコーが11歳の時にリリースされたジャクソン5のデビュー作。「Standing In The Shadows Of Love」、「My Cherie Amour」、「Who's Losing You」といっ…

The Gilded Palace Of Sin / Flying Burrito Brothers

'69

名作『Sweetheart Of The Rodeo』を残して,わずか6ヶ月だけ在籍していたバーズを脱退したグラム・パースンズ。彼が脱退直後にクリス・ヒルマンを誘って結成したのが,このフライング・ブリトー・ブラザースだ。 このデビュー作はグラムとクリスのカントリ…

 Elephant Mountain / Youngbloods

'69

もともとニューヨークでフォーク,フォークロックを主にやっていた彼らが,サンフランシスコに移り住んでリリースした3作目。そのせいか,いろいろな音の要素が詰まっている。ボサノヴァ風の「Sunlight」はジェシ・コリン・ヤングのか細い声が光る名曲。ス…

 The Young Mod's Forgotten Story / Impressions

'69

3人を下からなめるように撮ってあるかっこいいジャケに一票。 アナログで持っていたくなるようないい写真だ。 この頃のカーティスというと,楽曲としてよりも政治的な メッセージ性を持つ歌詞のことが採りあげられている時期。 たしかにこの盤にも「Choice …

 First Landing / Dynamics('69)

今、iPodから流れているのはDynamicsの『First Landing』。'69年発表の1st。ラフな音づくりに、'69年というなんとも微妙な時期の雰囲気が表れているかな。どの曲もいいんだけど、やっぱ、“What Would I Do”がベスト。チョー甘甘なハチロクのバラードで、涙が…

 4/ Harpers Bizarre

'69

このグループはリード・ヴォーカルの弱さが欠点なんだけど,曲の良さ,アレンジの良さ,カバー曲のセンスはそれを補ってあまりあるもの。フランジャーのジェット効果が素晴らしい「Knock On Wood」,オーティス・レディングのカバーなのに暑苦しくない「Hard…

 Easy / Marvin Gaye & Tammi Terrell

'69

この2人は3枚のデュエット・アルバムを残しているが,これがラストの作品。普段,お気に入りのアルバムをiPodに入れて聴いているのだが,このアルバムの曲のクレジットは”Marvin Gaye & Valerie Simpson”と出てくる。そう,当時病床にあったタミーの替わり…

Beck-Ola / Jeff Beck Group

'69

1969年に発表された第1期ジェフ・ベック・グループの2ndアルバム。 メンバー構成はロッド・スチュワート(Vo)、ロン・ウッド(b)、トニー・ニューマン(ds)、ニッキー・ホプキンス(kbd)、もちろんギターは若干25歳の頃のジェフ・ベックだ。 1曲目の「…

Black Talk / Charles Earland

'69

ジャケの不敵な面構え。これだけでただ者ではないことがわかるだろう。これはジミー・マグリフやルー・ドナルドソンのグループに在籍していたオルガン奏者チャールズ・アーランドのプレステージでのデビュー作。タイトルに表れているように黒いグルーヴが詰…

Antonio Adolfo E A Brazuca / Antonio Adolfo E A Brazuca

'69

鍵盤系が好きな人にはたまらない盤。アナマリア&マウリシオの『No No No...Estamos Na Nossa』の仕事で知られるアントニオ・アドルフォが率いていたブラズーカの1st。 一曲目の「Juliana」のイントロからもうとろけそうなエレピと歯切れの良いホーンで,骨…