Black Talk / Charles Earland

howdymoon2005-12-17



ジャケの不敵な面構え。これだけでただ者ではないことがわかるだろう。これはジミー・マグリフやルー・ドナルドソンのグループに在籍していたオルガン奏者チャールズ・アーランドのプレステージでのデビュー作。タイトルに表れているように黒いグルーヴが詰まった一枚だ。


「Aquarius」「More Today Than Yesterday」といった当時のヒット曲のカバーもいいのだが、オリジナル曲で構成されたA面がとにかく充実している。左チャンネルから聞こえるコンガに乗ってMelvin Sparksのギター、Virgi Jonesのトランペットと競り合うように演奏を繰り広げる「The Mighty Burner」が抜群なスピード感。「Eleanor Rigby」を改変したといわれる「Black Talkも長さを感じさせないような熱い黒い演奏である。