'71

David( Unreleased LP & More ) / David Ruffin ('71 Motown )

テンプテーションズの「My Girl」や「Ain't Too Priud To Beg」を歌っていたのがこのデヴィッド・ラフィン。ソウル界の百獣の王です。彼の魅力はハスキーなテナーによるシャウト。ダイナミックな歌い方はさすがモータウンNo.1と言われただけあります。 これ…

What A Beautiful Place / Catherine Howe ('71 Reflection)

イギリスの女性S.S.W、Catherine Howeの1stアルバム。 「Vashti Bunyan云々」という宣伝文句に惹かれて数年前に購入したもの。その後、‘75年の2nd、’76年の3rdも購入したのだが、こちらの方はまたいつの日か。 プロデュースしたのがジャズ畑のボビー・スコッ…

Blue / Joni Mitchell ('71 Reprise)

インスタの方で #jonimitchell をフォローリストに入れているんだけど、最近、彼女の「River」を歌っている動画をしきりに見かけるようになった。そうか、これはクリスマスの歌だったんだよね。世の中はクリスマスで浮かれているのに、恋人と別れたばかりの…

  MUSIC FROM ORIGINAL SOUNDTRACK AND MORE / The Goggles ('71)

Salt Water Taffyの『Finders & Keepers』も、Stark & McBrienの『Big Star』も長年の愛聴盤ですが、そのRod McBrienがS.W.T.を解散後に作った即席グループがThe Goggles。メンバーには、あのデヴィッド・スピノザもいたというから驚き。 彼らの唯一のアルバ…

 Feel Your Groove / Ben Sidran ('71)

Ben Sidranの1stアルバム。 Dr.Jazzと言われている彼。このアルバムはもちろんジャズをベースにしてはいるんだけど、ソウル / ロック色が色濃い曲もある(「The Blues In England」なんて、Peter FlamptonやCharlie Wattsが参加しているくらい。他にもボズ・…

 Sanctuary / Dion ('71)

'72年の『Suite For Late Summer』との2 in 1 が Ace からリリースされたものを入手。ディオンと言えば、ディオン&ザ・ベルモンツとして、'50年代後半に「浮気なスー」や「ワンダラー」などのホワイト・ドゥー・ワップのヒットで有名ですが、このアルバムに…

 Bobby Boyd Congress / Bobby Boyd Congress ('71)

レア・グルーヴ ディスク・ガイド誌のP84に掲載されている盤が、紙ジャケでCD化。 そのレア・グルーヴ ディスク・ガイド誌から引用。 フレンチ・ファンク界の仕掛け人、ラファイエット・ハドソンとフランク・アベルに、リード・シンガーのボビー・ボイドが加…

 Gayle McCormick / Gayle McCormick ('71)

ランバート&ポッター関連の音源をぼちぼち集めています。 Evie Sandsの『Estate Of Mind』、Four Topsの一連のアルバム、Margie Josephの『Margie』、Dusty Springfieldの『Cameo』、Gene Reddingの『Blood Brother』、Tavaresの『Hard Core Poetry』、Cuba…

 Surf’s Up / Beach Boys

'71

ビーチボーイズ初心者の私。このアルバムもずいぶん前に一応買っておいたのですが、たぶん1回程度しか聞いていなかったはず。これを機会に集中して何回も聞き込んでみました。 このアルバムは、ブライアンの比率が下がった分、カールやブルース・ジョンスト…

 E Deixa O Relogio Andar / Osmar Milito

オズマール・ミリートの1st。 演奏はオズマール・ミリート(p,org,Rhodes)、セバスチアーン・バロス(b)、パスコアール・メイレーレス(Dr)。これにマルコス・ヴァーリがフェンダー・ローズでゲスト参加。タンバ・トリオのルイス・エサがアレンジャーとし…

 Goin' Back To Indiana / Jackson 5 

'71

'71年に放送されたスペシャル番組のサントラ。有名なコメディアンのビル・コスビーの声も入っている。想像するところ、前半はスタジオでのコメディシーンなのだろう。 後半は地元インディアナ州ゲーリーでのライヴ。観客の騒ぎ方(黄色い声からするとおそら…

 Maybe Tomorrow / Jackson 5

'71

ジャクソン5の4作目。前作までが勢いで作っていったような印象があるのに対して、この盤は素晴らしい曲が多い。 もちろん「Never Can Say Goodbye」は燦然と輝く名曲(個人的にはジャクソン5の中のベスト!)なんだけど、それ以外にも隠れた名曲がズラリ…

Garra / Marcos Valle

'71

天衣無縫なベッドのマルコスと奇妙奇天烈な『Vento Sul』にはさまれたマルコス・ヴァーリの傑作。 一曲目こそバロック調の「Jesus Meu Rei」で穏やかに始まるけど,次の「Com Mais De 30」や「Garra」になると,もうポップなメロディメイカーとしての才能が…

 Harlem River Drive / Harlem River Drive

'71

ブルックリン出身のラテン鍵盤奏者であるエディ・パルミエリがニューヨークの腕利きたちを集めたプロジェクトがハーレム・リヴァー・ドライヴ。その参加者にはリード・ヴォーカリストのジミー・ノーマンを筆頭にコーネル・デュプリー、バーナード・パーディ…

 Cahoots / The Band

'71

ザ・バンドのCDを手に入れたのはまだ国内盤が出ていない'88年頃。社会人になったばかりの私は輸入盤を見つけてすぐに揃えたものです。長い間、それを聴き続けていたのですが、2000年にロビー、ガース、リヴォンの存命メンバーらによってリマスターされたバ…

 L.A. Getaway / L.A. Getaway

'71

ジョエル・スコット・ヒル(g)とジョン・バーベイタ(ds)とクリス・エスリッジ(b)の3人を中心にして行われたセッション。いわゆる「スワンプ・ロック」の範疇に入る盤。この盤の魅力はJ.S.ヒルの野太いギターの音と荒っぽいヴォーカル。スティーリー…

 The Living Legend / Baby Huey Story

'71

"Baby"と名乗っているくせに、全然ベビーじゃない巨漢シンガー。カーティス・メイフィールドのカートムからリリースした一枚。ジャケだけ見ていると、絶対に手を出さないであろう一枚ですな。でも、中身は最高にグルーヴィーでファンキーなモノ。同時期のカ…

 Rosetta Hightower / Rosetta Hightower

'71

ハイタワーという名前からウィリー・ハイタワーを連想したのですが,まったく関係のないようです。それでも,シンガーとしてのスタイルはウィリーにも負けないディープな唱法。もともとはOrlonsというガール・グループのリード・シンガーだったらしいのだが…

Sing Children Sing / Lesley Duncan

'71

レスリー・ダンカンの'71年の1st。 この人のアルバムはどれもジャケットが良いんですよね。特別に美人というわけではないのですが,笑顔がいいのです。そして中身の方もそのジャケット同じ雰囲気。なんというか温かく柔らかい毛布にふんわりと包まれるような…

 Rasputin's Stash / Rasputin's Stash

'71

'74年にカートム傘下のGemigoからリリースされた『The Devil Made Me Do It』が人気の8人組。これは'71年にアトランティック傘下のCotillionからリリースされたもの。シカゴ出身のヴォーカル&インスト・グループなのですが,「Mr.Cool」という曲もあるよう…

Total Response / Horace Silver

'71

ジャズについては全くの門外漢ということを先にお断りしてから。 '50年代から活躍する鍵盤ジャズ奏者のホレス・シルバーがサロメ&アンディ・ベイという兄妹をヴォーカルに迎えて作った盤。 ギターも入っているし,全体にソウル色が強いので私のような者にも…

 Judee Sill / Judee Sill

'71

突然ですが、このジャケットはインパクトがあるよね。お仲間のサイトで数年前に一度見た時からずっと気になっていた横顔。 彼女の歌声を聞いたのはきよさんのセレクトに入っていた「The Lamb Ran Away With The Crown」が最初。それを聴いて以来、彼女の横顔…

Rita Coolidge / Rita Coolidge

'71

恋多きデルタ・レデイ、リタ・クーリッジがA&Mからリリースしたファースト・アルバム。 ブッカー・T・ジョーンズやスティーヴン・スティルス、マーク・ベノ、レオン・ラッセル、ボビー・ウォーマック、スプーナー・オールダム、クラレンス・ホワイト、ライ・…

Darkness, Darkness / Phil Upchurch (1971)

'71

Donny Hathawayの『Live』でのプレイが印象に残るギタリスト。ベーシストとしても多くのアルバムに参加している。もともとシカゴのChessレコードでDellsやGene Chandler,Howlin' WolfやMuddy Watersらのセッションワークをしていたというから,ブルーズもソ…

Music / Carole King (1971)

'71

−「私は素晴らしいシンガーではないから,曲そのもので聴き手の心をつかまなければならないの」− ODE時代の代表曲を集めたボックス・セットである『私花集』についているブックレットには,彼女のこんな言葉が載せられている。 Laura Nyloはこんな風に言って…

Where I'm Coming From / Stevie Wonder (1971)

'71

この『青春の軌跡』という邦題のアルバムは,彼が若干21歳の頃の作品。わずか12歳の頃にデビューした彼が,前作の『SIGNED, SEALED & DELIVERED I'M YOURS』で,やっとプロデュース権を手に入れ,クリエーターとして飛躍しようとしていた頃のアルバムだ。後…