Goin' Back To Indiana / Jackson 5

　
　'71年に放送されたスペシャル番組のサントラ。有名なコメディアンのビル・コスビーの声も入っている。想像するところ、前半はスタジオでのコメディシーンなのだろう。
　後半は地元インディアナ州ゲーリーでのライヴ。観客の騒ぎ方（黄色い声からするとおそらく10代の少女ばかり）から推測すると、コレがオープニングなのだろう。スライの「Stand」で幕を開ける。これがバカに出来ないものでなかなかの芸達者ぶり。ジャーメインの客の乗せ方も堂に入ったもの。盛り上げるだけ盛り上げてから「I Want To Take You Higher」になだれ込むというショウマンぶりがプロフェッショナルだ。
ラストは生まれ故郷の聴衆が泣いて喜ぶ「Goin' Back To Indiana」。これがJBもかくやと思えるような、素晴らしい爆発力。やっぱりマイケルはすごいね。
音楽とは直接関係ないけど?の「The Day Basketball Was Saved」にはＮＢＡの当時のスーパースターであるビル・ラッセルとエルジン・ベイラー、エルヴィン・ヘイズが出演している。フィンガー５のＴＶショウに江夏や山本浩二あたりが出演しているようなものなんだけど、わかるかな？