Maybe Tomorrow / Jackson 5
ジャクソン5の4作目。前作までが勢いで作っていったような印象があるのに対して、この盤は素晴らしい曲が多い。
もちろん「Never Can Say Goodbye」は燦然と輝く名曲(個人的にはジャクソン5の中のベスト!)なんだけど、それ以外にも隠れた名曲がズラリ。「Maybe Tomorrow」、またもやDavid Tのオブリが光る「She's Good」、ムーグが不思議な雰囲気を演出する「(We've Got)Blue Sky」、はねるリズムが気持ちいい「It's Great To Be There」、抜群のドラム・ワークの「Honey Chile」、オザケンが大胆に導入? 引用? した「I Will Find A Way」。
アルバムを云々するアーティストではないのは承知の上で言い切っちゃうけど、アルバムとしてはこれが彼らの代表作じゃないかな。