The Truth / Frank McComb

howdymoon2006-02-18

 

まず、この素敵なジャケットに注目。まるでダニー・ハサウェイが天国から舞い降りたかのような'70年代テイストがあふれる写真ですね。


中身の方もメロディー・センス、歌い方、エレピを中心にした音作り・・・など、ダニー・ハサウェイを彷彿とさせるものなのです。だからといって決して懐古趣味だけで終わっていないところが、この人の非凡なところ。「Cupid's Arrow」はボッサのテイストも加えた極上の作品で、何回聴いても飽きることがない曲。まさにダニーが生きていたらこんな曲を作っていただろうに、と思える瑞々しい作品です。他にも、スティーヴィーの曲をダニーが歌っているかのような「Whatcha Gonna Do」、あのDonnieが作った「When You Call My Name」はピアノとストリングスをバックに切々と歌うバラード。


3rdアルバムが出ているんだけど、日本では発売されていないみたいですね。