Fabulous Rhinestones / Fabulous Rhinestones
ウッドストック周辺のセッション・ミュージシャンが集まったバンドのデビュー作。
このアルバムの後,2枚リリースしてますが,ラスト作となった『Rhinestones』では,ブルー・アイド・ソウルに根ざしたA.O.Rになっています。
この盤でも「Living On My Own Time」,「Free」,「What A Wonderful Thing We Have」と続くあたりは洗練されたメロウ系,グルーヴ系の音づくりで,今後の展開を予想させるもの。
他には熱く骨太なロックの「Nothing New」や「Positive Direction」,ウッドストック系の「Easy As You Make It」や「Live It Out To The End」など,厚みのある音楽を聴かせてくれる。一番いいのは,後半の「Harmonize」や「Big Indian」のようなのんびりできる音なんだけどね。