Love Conqueres All / Michael Wycoff

howdymoon2006-03-01



'80年代に活躍したシンガー兼鍵盤奏者の2ndアルバム。どの曲がフィーチャーされたのか知らないけど、フリーソウルのコンピに収録されて人気が出た'82年のアルバム。


プロデュースも兼ねているウェブスター・ルイス(kbd)、ジェームズ・ギャドソン(Ds)、アル・マッケイ(g)といった腕達者に加えて、David T.Walkerも参加している。全編にわたって'80年代初頭のキラキラしたサウンドに覆われているが、ギターのカッティングとシンセ・ベースがクールな「Diamond Real」、'80年代的な軽さが嫌味にはなっていない「Take This Chance Again」など、そう悪くはないのだ。


一番のききものはA-4の「Can We Be Friends」。とろけそうなこの曲に華を添えているのは、懐かしのイヴリン ”シャンペーン” キング。派手さはないんだけど、二人の声の相性がとても合っていて幸せな気分になれる曲だ。