シューズについて考えてみた

howdymoon2004-08-24

昨日の続きでオリンピックのバスケットのことを少々。
アメリカは3勝2敗同士でギリシャプエルトリコと並んで三つどもえ。
3チーム内での対戦成績も1勝1敗同士。そこでゴール・アベレージ(3チーム内での総得点÷総失点)の比較となり,結局はBリーグの4位になってしまった。予選リーグをギリギリ通ったという結果だ。
となると明後日の準々決勝はAリーグ1位のスペインが相手。スペインには3年前にNBAで新人王に輝いたポウ・ガソルがいる。予選リーグの戦い方のままでは勝てないだろうなぁ。ど派手なプレイはいらないから,組織的なオフェンス,ディフェンスで見応えのある試合をして欲しいものだ。


オリンピックの女子マラソンで一番印象的だったのは,ゴール直後に野口みずき選手がシューズにキスをしていたシーンだ。硬く滑りやすいアテネの路面を想定して,靴底のスポンジにもみ殻を混ぜ込んだというアシックス製のシューズ。土佐,坂本がウレタン・ソールを選んだのに対して,野口はスポンジ・ソールを選んだという。
スポーツ選手にとって,特に道具を持たない陸上競技やバスケット競技の選手にとって,シューズは唯一と言っていい武器。私も入部してきた生徒に勧めるのはアシックスのシューズだ。その理由は主に三つ。
 ◎ソールが柔らかく,ストップ&ダッシュを繰り返すバスケットには最適なこと。
 ◎足幅が広い日本人向きにソールの幅が広いこと。
 ◎他のメーカーはつま先の部分を接着剤でとめているだけなのに対して,アシックスは頑丈なナイロン製のヒモで縫ってあること。

毎試合履き替えるプロ選手やタウンではく程度の使い方なら,かっこいいデザインのナイキやリーボック,AND-1というメーカーのものでいいのだろうが,毎日,何時間も使用するうえ,親に金を出して買ってもらうような中高生には,機能の面でも耐久性の面でもアシックス製が最適なのだ。



野口はマラソンの前の晩はシューズを抱いて寝たそうだ。