雨降る夜の向こう

ランプ幻想／Lamp（2008）

信頼できるブログに紹介されていたので買ってみました。
最初に聴いたのは、娘たちを迎えに行った帰り道。
後部座席で娘が眠っているものだから、かすかに聞こえてくる程度の音。
その時は、なんだかかったるくて眠くなりそうなアルバムだな・・・という印象だったのですが。

この数日大きな音量で聴いていると、様相が一変しています。
これで１０回目くらいだと思うけど、まったく飽きないのです。
これは大傑作なのではないのかな？
甘ったるく感じるメロディの影に、非常に複雑な展開が隠れていて・・。

１曲だけ繰り返し聴くのもよし。トータルで聴くのもよし。
朝方ベッドの中で聴いても、昼間の車中で聴いても、
真夜中にヘッドホンで聴いても、すべてのシーンにあう。

2008年のベストアルバムというだけじゃなくて、
2000年代を代表するアルバムになるような１枚だと思います。いや、マジで。

ランプ幻想