今週の仕事

 三日間の宿泊研修が終わり、嵐のような忙しさからやっと一息つく。
高名な大村はま先生が「中学校は大人になるための準備をする学校」と書かれている。その言葉をもとに、今の子どもたちに去年から言い続けてきたのは、「自分で(正しく)考えて自分で行動できる人間になること」。
この三日間、子どもたちの笑顔やがんばっている姿をたくさん見られた。やはりこの子たちの担任になれて良かったと幸せな気持ちになった。

◆M町のK先生から問い合わせ。ICT機器で何を購入したらよいかとのことだったが、答えは一つ。大型の電子黒板を買う予算があったら、実物投影機が5台買えますよ。

◆息子の母校であるN中から、校内研究会の講師の依頼。市内でのICT活用授業の普及は私の責務と考えているので、こういう依頼は断らないことにしている。人前で話したり教えたりすることは、いろいろな準備も必要でたいへんだ。しかもN中には、以前一緒に働いていた同僚がたくさんいる。自分が取り組んできたことを整理しておかないと人前では話せないし、ましてや教えることはできない。整理のためのいい機会でもあると、前向きにとらえて、やろうと思う。

◆校内の研究授業の研究会をワークショップ方式にしてみませんかと提案。旧来の研究会では時間が足らないために発言者が限られてくるし、若手は発言を遠慮するから多様な意見が出てこないし、深まりもないため、以前からこの方式に変えたかったのだ。管理職への提案はあっさりとOKをもらう。 というよりも、N教頭は待ってましたと諸手を挙げての大賛成。ワークショップ方式の研究会に関する書籍まで貸していただいた。さすがはN教頭である。

(映画や音楽のことも書きたいが、後ほど)