ホリデイ('06)


恋愛適齢期」のナンシー・マイヤーズ監督作品。

失意のどん底にある2人の女性(キャメロン・ディアスケイト・ウィンスレット)がひょんなことから知り合い、お互いの家を交換してクリスマス休暇を過ごすことに。ロサンゼルスとロンドンという離れた土地で生活を始めた2人に、新たな恋が始まる…。観る人を幸せな気持ちにする、ロマンチック・ラブ・コメディ。(ムービー・プラスより)

 「恋愛適齢期」もそうだったけど、女性監督らしく、女性の視点からていねいに描かれている作品。やや長すぎる点を除けば、なかなか楽しめる仕上がりでした。
 キャメロンは子持ちのジュード・ロウ(ケイトの兄)と、ケイトは映画音楽の作曲家のジャック・ブラック(キャメロンの仕事仲間)と結ばれます。キャメロンがジュード・ロウの娘たちと心を通わせるシーンや、ケイトが引退した老脚本家とのふれあいのシーンなど、恋愛以外の部分も盛り込まれていて、満足感いっぱいに。

 もともと恋愛映画は苦手なのですが、チャーミングなキャメロン・ディアスの姿を見ていると、恋愛ものもなかなかいいものです。学生の頃に戻りたくなりますが。