Third Album / Jackson 5

howdymoon2009-07-05


 デビュー・アルバムから1年以内に3枚(クリスマス・アルバムも含めると4枚)もリリースされるのだから、当時の彼らの勢いがわかる。というよりもマイケルの声を生かすには急がざるを得なかったのだろうけど・・・。
 やはり「I'll Be There」は彼らの名曲中の名曲。チェレスタにバス・ドラが重なるイントロは何回聴いてもワクワクする。Bメロでジャーメインに替わったあたりから、そっと入ってくるDavid T. Walkerのオブリも泣かせるプレイだ。デルフォニックス「Ready Or Not」、ジャーメインがリードをとる「Oh How Happy」フィンガー5に似た曲があった「Going Back To Indiana」など、躍動感にあふれる一枚。
 ベスト・トラックはスモーキー・ロビンソンのカバー「Darling Dear」。マイケルの歌もいけど、細かくシンコペートするベース(ジェマーソン?)を聴いてみてください。