ミッション・トゥー・マーズ('00)

 ブライアン・デ・パルマ監督作品。
なのに・・・・。なんだこれは? という出来上がり。もともとデ・パルマとSFの組み合わせは「?」だったけど、こんな強引なストーリーはそう見られるものではない。火星に残された仲間の救出劇かと思っていたら、宇宙人は登場するし、その宇宙人は地球の人間の先祖という設定だし、主役のゲイリー・シニーズは一緒に旅立っちゃうし・・・。

西暦2020年、マーズ1号が火星に到着、人類史上初の有人火星探査を開始する。4人のクルーは探査活動を開始し、次々に未知なる発見をしていくが、5ヶ月後、突然起こった、原因不明の事故(?!)により、3人のクルーが死亡。唯一の生存者であったはずのルークも謎めいたメッセージを最後に交信を絶った・・ルークの捜索および救出と事故原因究明の為、同じく4人で編成されたマーズ2号が火星へと旅立つ。そして、彼らが最後に見つけた物は・・・。

余談1…宇宙船の中でティム・ロビンス夫妻がダンスをするシーン。BGMはヴァン・ヘイレンの「Dance The Night Away」でしたが、久々に聴くと、ポップだし、カラッと乾いているし、宇宙空間にとてもとても似合ってます。ドライブ中に大音量で聴きたくなる曲ですね。

余談2…2020年という設定だったけど、ゲイリー・シニーズの車がいすゞのビークロス(オープン仕様)。今見ても、十分にかっこいいものです。

ミッション・トゥ・マーズ [DVD]

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