参考にしているサイト1 「授業研究空間」

 11月に某教育センターでの研修の講師を引き受けている関係で、あらためて「習得=活用=探究」について学習している。新しい学習指導要領の最も大切なキーワードである。その研修では地理的分野の「身近な地域」の授業をどのように行うのかを話すのが私の役目である。
 この「身近な地域」の学習は、新学習指導要領では最終章に置かれることになった。つまり、2年間学んできた地理学習の総まとめとなるということ。それまでの学習で「習得」してきた知識や技能、概念などを「活用」して、レポートなどに論述したり、地図やグラフなどに表現したりと、いうことが期待されている。この学習成果は生徒にとってもそうなんだけど、指導してきた社会科教師にとっても、2年間の成績表みたいなもの。おまえは目の前の生徒たちにどんな力を付けてきたのか? と突きつけられるというわけ。
 話を聞くのはおそらく若手の人たちばかりだろう。忙しい中、わざわざ研修に参加するのは、やる気や問題意識を持った社会科教師であろう。その仲間たちにモチベーションを高めてもらうために話をするつもり。

 前ふりが長くなってしまった。この「習得=活用=探究」の整理のために発見したのが、このサイト
 「発見」と書いたが、前から時々見ていた。話がやや専門的なこともあって、最近は見ていなかったところ、「活用型授業」についてわかりやすくまとめてあり、たいへん参考になった。しかも、最近のエントリー記事は「プレゼン力」についての解説である。これまた、今自分が必要としている話題であり、この記事もありがたかった。