Minnesota@Cleveland(Week1)

 今季注目のミネソタ・ヴァイキングス。エイドリアン・ピーターソンという怪物RBがいて、ジャレッド・アレンやウィリアムス・ウォールという強力なディフェンスがいるチーム。悩みの種であったQBにブレット・ファーヴが加入し、今季の台風の目となりそうである。
 そのミネソタの開幕戦の相手はクリーヴランド・ブラウンズ。ドアマットになりかけのチームである。ニューヨーク・ジェッツの前監督であるエリック・マンジーニを迎えて再起を図ろうとしているが・・・。
 ジョシュ・クリッブスのパント・リターンTDもあり、途中までは食い下がったクリーヴランドであったが、エイドリアン・ピーターソンを止められず、結局は彼に3TDを許しての完敗。ピーターソンはこの試合、180Yのラン。このまま行けばシーズン2000y超えも現実味を帯びてくる。注目のブレット・ファーヴはパッシングは110yとやや少ないが、レイティングは95.3と、まずまずの成績であった。数字には表れてこないが、相手チームがピーターソン一人をマークすればよいという状態から、パス・オフェンスもあると思わせるだけで、ピーターソンのランが出やすくなる。これがファーヴが加入した効果であろう。