Margie Joseph / Margie Joseph

howdymoon2005-12-12



Voltレーベルからアトランティック傘下のコティリオンに移籍した直後にリリースされた3rdアルバム。


移籍してからの彼女の盤はどれも甲乙つけがたいほどの出来なのだが,「I'll Take Care Of You」「I'd Rather Go Blind」などのカバーを聴くと,彼女のディープなスタイルを活かしているのはこの盤だろう。プロデュースとアレンジをアリフ・マーディンが担当,バックを務めているのもため息が出るほどの豪華なメンツ。バックのメンバーが同じせいか,アレサ・フランクリンに共通するものを感じるが,こちらのほうが自然に耳に入ってくる。「Let's Go Somewhere And Love」「I'm So Glad I'm Your Woman」など、後の時代のしなやかなスタイルの楽曲の方が今は好み。「Let's Stay Together」のカバーも最高です。