Positive Change / Positive Change

howdymoon2006-04-16



アル・ジョンソンがプロデュースした謎の5人組グループ。ブラック・ディスク・ガイド誌の「究極のLPコレクション」にも紹介されていた盤です。


無骨とさえ形容できるコーラスのせいか、スウィートさはあまり感じられません。リード・ヴォーカルはハイ・テナーとテナーの二人いるようだが、後者はしゃがれ気味の声でディープに歌うスタイルで実に巧いもの。一方、前者のハイ・テナーは曲によってはファルセットも使って伸びやかと歌うタイプ。ミディアムに良いものが多く、「Just Give Me A Part Of You」「Love Of A Lifetime」はワクワクするような高揚感を味あわせてくれる佳曲です。


ベスト・トラックはミディアム・スローの「Girl You Must Believe(It's You I Love)」。二人のヴォーカリストが交互に歌い、そこにコーラスが被さってくるというもの。これぞコーラス・グループの醍醐味を味あわせてくれるものですね。


更新する気が無かったのですが,せっかくコメントをいただきましたので,やっぱり続けようかな・・。