My Ebony Princess / Jimmy Briscoe & The Little Beavers

ジャケットには巨大なアフロ頭の５人が映っていますが，リードのジミー・ブリスコーはその中でも特大アフロの右端の男。
キッズ・グループなんだけど，全然キッズ・グループらしくないところがこのグループの持ち味でしょうね。

他のキッズ・グループ，例えばジャクソン５にしても，シルヴァースにしても，ポンデローサ・ツインズにしても，なんとなく恋に憧れる少年の気持ちを歌うようなところがあったけど，この１曲目の「Forever（I'll Need Your Love）」や３曲目の「I Onely Feel This Way When I'm With You」なんかを聴いていると，堂々とした大人のグループの貫禄があるんですよね。いやいや，まいったまいった。

唯一，「Pack Up」はキッズらしいヤングソウルな曲。やっぱりこういう曲の方が似合うかも？　

擬音ファンは涙を流して喜ぶような「Together（We'll Find The Way）」も，青臭くてグー。

甘茶ファンにはお馴染みのポール・カイザーがプロデュースしてます。