Maybe It's Lost / Lesley Duncan
'77年にリリースしたレスリー・ダンカンの5作目。
このアルバムがヒットしなかったこともあって,彼女のアルバムはコレが最後のようです。ヒットしなかったといっても中身は十分に充実したもの。1stの頃から6年経って,もともとの温かい声に大人のというか,母親の優しさのようなものも加わって,表現力がよりいっそう素晴らしいものになっているように思いますね。
前作の『Moon Bathing』と同様にミドルテンポの明るいナンバーが多く入っていて,しかもどれも良質。特にB面の「Ride The Wind」,「Falling Like A Leaf」などがいいですね。
一番好きなのは「Don't Worry 'bout It」。 ポップで明るい雰囲気が気に入ってます。