ロード・トゥ・パーディション('02)
トム・ハンクス、ポール・ニューマン、ジュード・ロウが共演したギャング映画。
ギャング映画というよりは、父と息子の親子の映画の方があっているかな。
マフィアの親分であるポール・ニューマンと出来の悪い息子(007のダニエル・クレイグ)との、
そして部下であるトム・ハンクスと幼い息子の親子愛がテーマ。
とは言っても、大きな山場があるわけでなく、物語は淡々と進んでいって、
(予想通りの)終焉を迎える。
まあ、それがいいとも言えるし、なんとなく物足りない感も残る。
ポール・ニューマンとダニエル・クレイヴの親子の葛藤や、
親父に重用されているトム・ハンクスを息子がねたむシーンや
印象的なエピソードがあると、もっと感情移入できたと思うのだけど。
せっかくの豪華なラインナップがもったいない感じがしましたね。
死体をカメラに映すのが趣味という殺し屋のジュード・ロウが、
自分で髪の毛を抜いたという若ハゲぶりがいい感じです。
監督は「アメリカン・ビューティー」のサム・メンデス。
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