Emitt Rhodes / Emitt Rhodes

howdymoon2009-03-19



‘70年にリリースされたアルバム。もはや私があれこれ言うこともないほど、有名(ホント?)なアルバムだと思うので、ちょっとした感想だけ。
‘70年と言うことはビートルズが解散して、『McCartney』をリリースした頃。このアルバムはその『McCartney』よりも、ポールらしさが表れているアルバムのように思う。

数あるビートルズの曲の中では「I Will」「Martha My Dear」「Blackbird」「Fool On The Hill」「For No One」などが上位に並ぶ、根っからの美メロ好き、ポップス好きですから、そんな雰囲気の曲ばかり並ぶ『Emitt Rhodes』は嫌いなわけないのです。
 1曲目の「With My Face On The Floor」、のイントロ4秒あたりにドラムとタンバリンとベースが入ってくるあたりから、もうメロメロになります。ドリーミーな「Somebody Made For Me」、キャッチーな「Fresh As Daisy、ピアノの弾き語りで聴きたくなるような「You Shouled Be Ashamed」など、お腹がいっぱいになるくらいに美メロが並びます。
でもでも、ちょっと甘すぎて、つい苦いモカ・マタリを飲みたくなってくるものです。同じポールの曲でも、「Golden Slumber」「Lady Madonna」「A Day In The Life」のようなタイプの曲もあるといいと思うのは、贅沢でしょうか・・・・。