フォー・ウェディング(’94)

なぜかヒュー・グラントが苦手である。ブリジット・ジョーンズの日記、「ノッティング・ヒルの恋人」もストーリー自体は嫌じゃないのに、このにやけたハンサムが画面に出ると、のめりこめないのである。ヤツが女の子とうまくいくたびに、「ケッ、このすけこましが・・・」と歯ぎしりをしたくなるのだ。大人げないとは思うけど・・・。

 この映画でもヤツは相変わらずモテモテである。友人の結婚式に参列したヒューがアメリカ女性キャリーに一目惚れしてしまい、紆余曲折があって、最後は結ばれるという内容。しかも別の女性との結婚式の最中に逃げ出すという、人としてどうなんだ? ということをしでかしながら。さらにさらに、クリスティン・スコット・トーマス演じるフィオナには長く長く思われているんだし・・・。
 救いはキャリーを演じる女性が全然魅力的じゃないこと。絶対にクリスティン・スコット・トーマスの方が美しいのに・・・(この映画の2年後にイングリッシュ・ペイシェントに出演する)。とにかく、とんだ大馬鹿者である。