Viva Soul / Harvey Averne Dozen
”ブーガルー”という音楽の定義はイマイチわかっていないんだけど、そんなことなんてどうでもよく思えるような疾走感のあるアルバム。ノーザン・ソウル、ソフト・ロック、ラテンなテイストなどの要素がミクスチャーされて、生みだされたと言えば、中身が想像できるでしょうか?
ラテン・ジャズな「The Micro Mini」、ノーザン・ソウルのコンピ盤でもおなじみの「Think It Over」をはじめとして、ハーヴェイが弾くヴァイブとホーンをフィーチャーしたクールでヒップな12曲だ。これぞ典型的なブーガルー・スタイルの「Shake Your Money Maker」、「Make Out」はさすがといった仕上がり具合。このあたりの音もちょっと掘り下げて聴いてみたくなります。