ヘンダーソン夫人の贈り物('05)

 ダイアナ妃の事故騒動時のエリザベスⅡ世の苦悩を描いた「クイーン」やビニール・ジャンキーをコメディタッチで描いた「ハイ・フィデリティ」の監督であったスティーヴン・フリアーズの監督作品。ちなみに「ハイ・フィデリティ」はわが生涯のベスト10に入る映画。映画の出来そのものよりも、レコード狂・音楽狂の可笑しさや哀しさを見事に描いているから。
 さて、この映画のあらすじは

第二次大戦直前のロンドン。ヘンダーソン夫人は、閉鎖されていたウィンドミル劇場を買い取る。
そこでヘンダーソン夫人は、女性のヌードレビューを見せるという、当時の常識を破った大胆なアイデアを実践!
ドイツ軍による爆撃下でも上演は続けられ、女性たちの美しいヌードは、戦地に赴く兵士たちにとってひとときの“贈り物”となった。 (amazonの解説より)

 ジュディ・デンチの名演といわれても、今イチ、ピンとこない感じでした。たぶん、この映画とは相性が合わなかったのだと思います。