彼女を見ればわかること('00)

 ロドリゴマルケス*1監督作品のオムニバス映画。
女性を主人公にした5つの短編から成り立っているが、主人公たちが微妙に交錯している。

それぞれのストーリーが淡々とした描写で流れていくから、こういうの苦手な人には退屈でしょうね。5つのストーリーがそれぞれ、ちょっとだけ悲しかったり、ほんわかしたり、女性向けの映画のように思えます。

キャメロン・ディアスのエピソード中の彼女の台詞。
「女の人生を推測するなんて愚かしいわ。出口のない人生に疲れたのよ かかってはこない電話、守られる事ない約束、同じ石につまずく日々…彼女の心の奥など誰にもわからない。無理なのよ、誰とも分かち合えない」

この台詞にうなずけるような女性は見るべきかと・・・・。

うなずこうにも女心がわからない自分が一番好きなエピソードは、窓から花がニョキニョキ見えてくるキャシー・ベイカーの話。
 

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