Sittin' At The Court Of Love / Unifics
数年前にリイシューされた『Peaceful』が一部で人気を呼んでいたアル・ジョンソン。彼が'66年〜'72年に所属していたワシントンD.C.の4人組コーラス・グループがこのユニフィックス。
ヒットした「Court Of Love」やスタンダードの「Little Green Apples」などで,アルの伸びやかなテナーを中心にスウィートなコーラスを聴かせてくれる。バカラックの「This Guy's In Love With You」,疾走するジャンプ・ナンバーの「Which One Should I Choose」,ホーンとドラムが勢いよく暴れるヤング・ラスカルズの「People Got To Be Free」のカバーもいい(オリジナルよりもいいかも?)。
注目すべきはダニー・ハサウェイがアレンジした「Tables Turned」。イントロのエレピも彼の手によるものでしょう。この曲だけでも聴く価値あり。