今週の仕事

■教育実習
 昨年に引き続き、教育実習生を担当する。時々、教員志望でもないのに教育実習に来る学生さんがいるが、今年のKさんは教員志望とのこと。ただ、一般企業の就職が厳しいご時世だと言うこともあって、教育公務員志望だという。そうなると、こちらのテンションもガックリと落ちるものだ。それでも、教育の現場を知る人間が一人でも増えてもらうのは悪いことではないと思い直す。この四日間で少しはわかってもらえただろうか。

■調理実習
 昨日は家庭科の調理実習。ハンバーグとご飯とサラダ。味もなかなかよかったし、生徒たちのエプロン姿もとても可愛かった。わずか1時間+昼食時間の実習で炊飯・調理・試食・後かたづけを進行させていく、家庭科教師と生徒たちの手際の良さにビックリ。アレが当たり前なのだろうか? 3年目を迎える講師のU先生。授業の研究も熱心だし、今年は採用試験に受かってもらえるといいのだが。

百人一首
 ちょっとした空き時間があったので、礼法室に移動して男女対抗の百人一首。自分が子どもの頃は冬の娯楽が少なかったせいもあって、けっこう多くの子どもたちが百人一首にたしなんでいたのだけど、今の30人以上の生徒たちの中で、上の句で手が伸びるのはわずかに一人だけ。その子もすべて覚えているわけではないようだ。
 それでも、みんなキャーキャー言いながら楽しんでいる姿を見て満足。もともとはクラスへの帰属感が薄かった二人の生徒のためにレクレーションを入れてみたのだが、ミニゲームなどを継続的に採り入れていく必要を感じた。

■カーテン
 M中から教室のカーテンについて問い合わせ。校舎改築をするそうだが、プロジェクタを導入した場合にカーテンの遮光性はどの程度が必要か、知りたいとのこと。日光が入り込む晩秋から冬にかけては、ある程度の遮光性も必要だが、最近のプロジェクタの性能はかなり輝度も高いため、通常のものでよいのではないかと回答。
 このM中、50kmも離れたところにあるが、先日の新聞記事を読まれて本校に問い合わせてみたとのこと。新聞の影響力はさすがだ。