市史編纂委員会

 昨年、○○市の市史編纂委員に任命されてしまい、今日はその会議。編纂の責任者が高校時代の親友の父であること、また、お世話になった教育長のお声かけということがあって、断り切れずに引き受けてしまったのだ。8名の委員は、大学教授や地元の郷土史研究家など重厚な顔ぶれ。その中に一般教員が私を含めて2名。いくら大学で日本史を専攻していたとはいえ、専門的な研究をしてきたわけでもないのだから、正直言って荷が重い仕事だ。
 資料編だけで35巻という一大事業のため、編纂・出版も10年以上かけての長大な計画。幸いにも執筆の方はまだまだ先になりそうだが、果たして学問的にも、執筆のための時間がとれるのかといった点においても、はなはだ不安なものである。