Miami@Atlanta(Week 1)

 マイアミ・ドルフィンズアトランタ・ファルコンズという、一昨年の不振から昨年大きく星を伸ばしたチーム同士の対決。 
 注目は今季カンザスシティー・チーフスからアトランタへ移籍してきたタイトエンドのトニー・ゴンザレス。10年連続プロボウルに選ばれている現役最高のタイトエンドだ。それに昨年のオフェンス部門新人王のマット・ライアン(QB)がどれだけ成長しているかが注目である。
 一方のマイアミは昨年のシンデレラチーム。わずかに1勝しかできなかった一昨年から、ワイルドキャット・フォーメーションを大胆にとりいれて10勝も上乗せしたのである。
 結果はやはりトニー・ゴンザレスの貢献でアトランタの圧勝。なにしろ捕ってよし、走ってよし、ブロックしてよし・・。並のタイトエンドとは格の違いを見せつけたようである。マイアミはボール保持が甘いことからターンオーバーが多く、自滅気味。
 トニー・ゴンザレスは残りの選手生命を考えて、優勝できるチームに移りたいとチーフスを離れた。彼の願いは実現するのか・・・?