The First Time We Met / Independents

howdymoon2009-09-16


 ちょっと小汚いドリカム状態のジャケットが印象に残る一枚。と言っても、今やドリカムが3人だったのは、はるか昔の話ですね。ま、いいか。
 シカゴのマーヴィン・ヤンシーが送り出したスウィートのグループ。アレンジはトムトム84。シカゴものといってもリリース元はニューヨークのWandですから、カートムやブランズウィックの音とは肌触りが異なり、軽快と言うよりは爽やかな甘さという感じ。
 バラード・タイプの曲ばかりズラリと並んでますが、甘酸っぱい「Baby I've Been Missing You」「I Just Wanna Be There」にまいってます。唯一のファンキーもの「I Love You, Yes I Do」のかっこいいコーラスも素晴らしい出来。ハネものの「Can't Understand It」も泣きのメロディの「Just As Long As You Need Me」も魅力的。結局、どれもいいんです。
 ちょっと小ネタ。右側のチャック・ジャクソンはあのジェシ・ジャクソン(アフロ・アメリカンに強大な影響力を持つ公民権運動の指導者、大統領選挙にも強い影響力を持つ人)の弟なのだそう・・。