授業研究の方法論 / 水越敏行('87 明治図書)

 授業研究や教育工学分野の大家(現大阪大学名誉教授)の著を読了。10月の研究発表大会を控え、理論的な武装をするために読む。書かれた時期が20年以上前の著作であるが、現在でも通用する内容が多い。
 一方、放送教育について触れた部分は、ディープすぎて今の自分が取り組んでいることとは遠すぎること、氏の研究が昭和40年代後半から50年代にかけてのものであり、現在自分が取り組んでいる放送番組活用とは違いすぎることがあって、今ひとつ参考にならなかったようだ。