Indianapolis@Miami(Week2)

 12年目を迎えるペイトン・マニングが率いるインディアナポリス・コルツ。名将トニー・ダンジーが引退し、マニングと長い間ホットラインをつないでいたマーヴィン・ハリスンがカットされた状況の中で、コルツはどのようにして戦うのかが注目。一方のマイアミは初戦のアトランタ戦はボール保持が弱くターンオーバーを4つも犯してしまい自滅。
 この試合、第3Qまではコルツが先行してドルフィンズがきっちりと追いつくというパターン。ここまでは同点とはいえ、内容はマイアミの圧勝。なにしろWeek1ではほとんど使わなかった(わずかに4回、しかも失敗ばかり)ワイルドキャット・フォーメーションをこれでもか、これでもかと使っていくし、それが決まる、決まる。ロニー・ブラウン(RB)はこの日136y。ランが決まるものだから、時折まぜるパス攻撃もバッチリ決まっていく。チャド・ペニントン(QB)は地味だけど、きちんとヤードを稼ぐ。インディアナの方は昨シーズンもそうだったが、ラン攻撃に弱い。押し負けしてしまうのである。
 内容と点数は別。残り3:50でマイアミが3点先行するが、さすがはマニング。すぐさま、レジー・ウェイン(WR)ダラス・クラーク(TE)にパスをつないで前進。最後はガーコンに48yのタッチダウン・パスを決めて、ジ・エンド。
 マイアミは敗れたとはいえ堂々たる試合運びで、今後が楽しみである。次の試合も強豪のサン・ディエゴ・チャージャーズだが。一方のコルツはアリゾナ・カーディナルス。こちらの方も面白そうな試合をしてくれそうである。