Baltimore @ San Diego (Week2)

 結果的に価値をもぎ取ったとはいえ、オークランド・レイダース相手に苦戦をしていたサン・ディエゴ・チャージャーズ。その試合でラディニアン・トムリンソンは足首を負傷して、数試合は欠場の見込み。AFC Westの優勝はもちろん、スーパーボウル出場が目標だったはずだが・・・・。たしかにスプロールズ(RB)のパントリターンやランは目を見張るものがあるし、フィリップ・リバースは勝負強くパスを決めるが、レッドゾーンのような狭いところで数ヤードずつゴリゴリと進めることができない。タッチダウンが欲しいところでも、キックの3点で終わってしまうというランオフェンスの弱点を露呈していた。
 一方のボルティモア・レイブンス。看板のディフェンスはいまだに健在である。逆転を狙うサン・ディエゴのスプロールズのランを一撃で抹殺したレイ・ルイス(LB)のタックルは本当にしびれるような鮮やかなものであった。Week2全試合の中でもベストプレイだろう。