ピアノの森16 / 一色まこと

 「ピアノの森」の16巻が出ていたのでおそるおそる購入。というのも、待ち遠しすぎて、以前、間違えて2冊目の15巻を買ってしまったほどなのだ。
 今回はショパン・コンクールの第1次審査の結果発表のシーンが描かれている。固唾を飲んで1ページ1ページをめくる。ふーん、なるほど・・・というストーリー展開で、十分に楽しむ。
 読み進めていくうちに、ショパンのプレリュードの24番を聴きたくなり、妻のCD棚からアルゲリッチのものを借りてきて聴いた。24番の最後のfffのDの3連打はなるほど、こういう表現だったのか・・。まさか、アルゲリッチは海がやったような弾き方はしていないだろうけど・・。
 一ノ瀬海が弾いたとおり、13番から24番まで続けて聴いてみる。そして聴きながらもう一度、読んでみる。気に入ったのは13番嬰ヘ長調と19番変ホ長調、23番ヘ長調。つくづく美メロ好きだなぁ、自分。
 それにしても、15巻が出てから1年3ヶ月のインターバル。1巻から16巻までで11年もかかっているのだ。17巻が出るのは、1年半ぐらい後になるのだろうか・??


ピアノの森(16) (モーニング KC)

ピアノの森(16) (モーニング KC)

ショパン:24の前奏曲集、他

ショパン:24の前奏曲集、他