映画2本

 たまっていたNFLの録画を見終えて、ようやく映画を見る余裕が生まれる。今夜は前から見たかった「ハリーとトント」なのだが、NFL中継と重なるため、断念する予定。

  • マイノリティ・レポート('02)

 フィリップ・K・ディックの原作をS.スピルバーグが監督した作品。トム・クルーズ主演。
 青みがかった色調にザラッとした質感が印象的だ。やや長い点やラストシーンに多少の不満はあるが、ていねいにつくってあるので楽しめた。

 

  • ヴィーナス('06)

 ピーター・オトゥール主演。見事なエロじじぃぶりを見せてくれた彼は公開時は74歳。本当の老人だ。もともと品があるために、エロじじぃなのに、ちっともイヤらしくならない。海辺のシーンなんて清涼感さえ漂っている。
 ヴァネッサ・レッドグレープが彼の別れた妻役を演じているが、その枯れ具合も見事。 

 

ヴィーナス 特別版 [DVD]

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