今週見た映画

  • 鳥(’63)

 約30年ぶりに視聴。と言っても、断片的なシーンだけが記憶の片隅にあるくらいで、ストーリーはまったく覚えていなかったことが判明。ただ、ストーリーを云々する映画ではないということも、今回見てみてわかったこと。息子ミッジと母親(ジェシカ・タンディ)との関係、ミッジとアニー(小学校教師)との関係、ヒロインのメラニー(ティッピー・ヘドレン)の過去など、ストーリーにはあまり関係ないと思えることが描写されているんだよなぁ。カラスが少しずつ増えてくるシーンなど、一つ一つのシーンの巧みさを楽しむ映画。

  • マーニー(’64)

 同じくアルフレッド・ヒッチコック監督作品。しかも、ティッピー・ヘドレンが主演。
 ヒッチコック作品を見ている時は、ストーリーよりも最後のシーンに至るまでの伏線やシーンの積み重ねを楽しんでます。この映画もストーリーはなんだかなぁ・・と思えるもの。上の「鳥」にしても、「サイコ」にしても、’60年代のヒッチコック作品には家族の関係を描いたものが続いてますが、何かあったのですかね

  • マーズ・アタック(’96)

 ティム・バートン監督作品。SFでしかも、ブラックユーモア満載のコメディ。ティム・バートンの中では「ビッグ・フィッシュ」の次に好きかな? いや「シザー・ハンズ」や「チャーリーとチョコレート工場」もあるし、4番目に好きかな。あ、「エド・ウッド」もあるから、結局5番目か・・。