夏の読書

9.そうか、君は課長になったのか(佐々木常夫)
 組織のミドルリーダーのあるべき姿を描いた本。当たり前とも言えることも書いてあるけど、やはりこの手のリーダー論は、繰り返し、いろんな本を読むべきだと確認。ただ、当の佐々木氏は本を何冊も読むよりも、数冊の本を繰り返し読むべきだと書いているが・・・。
 役職としては自分はまだ係長といったところでしょうが、佐々木氏は課長になる前から、課長や部長の仕事を意識していたとのこと。これは納得。

そうか、君は課長になったのか。

そうか、君は課長になったのか。

10.街場の教育論内田樹

 どうやら、この人との相性が悪いようだ。
以前『14歳の子を持つ親たちへ』を読んだ時にも、なんだか違和感だらけだったのだが、この本もそう。首肯できるのは、もうこれ以上、教育評論家もマスコミも教育のことについて、アレコレ言うのをやめるべきだってところくらい。

街場の教育論

街場の教育論

11.「校内授業研究の進め方ガイドブック」(岩手1県立総合教育センター)

『生徒指導の機能を生かした授業づくりの手引き』もコンパクトにまとめられていて、授業の中での生徒指導や積極的な生徒指導について理解することができたが、このガイドブックも素晴らしい内容である。
授業研究会の持ち方については、横浜市教委が出した『授業力向上の鍵―ワークショップ方式で授業研究を活性化!』や村川雅弘氏(鳴門教育大学)の『「ワ−クショップ型校内研修」で学校が変わる学校を変える』の2つの冊子で学んだのだが、この研究冊子は無料(ダウンロード可能)ということを考えると、大したものである。