3月に見た映画その3
- 7つの贈り物('09 ガブリエレ・ムッチーノ監督)
過去のある事件によって心に傷を抱えながら生きる男ベン・トーマス。彼は7人の名前が記されたリストをもとに、ある計画を実行しようとしていた。それは、7人がある条件に一致すれば、彼らの運命を永遠に変える贈り物を渡そうというもの。その7人は互いに何の関係もない他人同士だが、ベンにとっては彼らでなければならない理由があった。またこの計画の目的や、贈り物の中身が何であるか、ベン以外には彼の親友が唯一知るのみ。こうして、ベンは7人それぞれに近づき、彼らの人生を調べ始める。だがやがて、リストの中の一人で余命幾ばくもない女性エミリーとの出会いが、ベンの計画に大きな影響をもたらせていく…。
<allcinemaより>
ウィル・スミス主演=ガブリエレ・ムッチーノ監督と、「幸せのちから」のコンビ。実際に「幸せのちから」と同じような、ヒューマニズムを感じる映画。ただし、「幸せのちから」とは違って、結末は・・・・。
映画の冒頭で結末の断片が紹介されてしまいますから、映画の楽しみ方としては、なぜ彼がそのような行動をとったのか、という謎解きになります。時間軸も数回入れ替わりますから、途中まではなかなか理解しにくいのが困ったところ。
運転中の携帯電話は絶対にさわってはいけないと心に誓いました。
★★★☆
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- シン・レッド・ライン('98 テレンス・マリック監督)
1942年、ソロモン諸島。アメリカ軍は日本軍の駐留するガダルカナル島を、太平洋戦争の重要な拠点と見なしその占拠を図った。ウィット二等兵(ジム・カヴィーゼル)やウェルシュ曹長(ショーン・ペン)をはじめとするアメリカ陸軍C中隊の面々も作戦に参加、彼らを乗せた上陸用舟艇は美しい南洋の孤島に次々と上陸していく。だが一歩ジャングルの奥に足を踏み入れると、そこは紛うことなき戦場であった……。<allcinemaより>
ガダルカナル島の戦いが題材。戦争映画にありがちなドラマチックに盛り上げるところも、戦争批判もなく、ただ淡々と事実と心情が描写されている。だから、終わるのかな? と思ってもまだまだ続く。山場もないまま3時間弱も続くこともあって、見る人を選ぶ映画でしょうね。私は選ばれなかった方。
★☆
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