Abondoned Luncheonette / Hall & Oates

howdymoon2005-12-08



HALL & OATESの2作目。
'80年代には大ヒットを連発した彼ら,若い頃はシグマ・サウンド・スタジオのハウス・ミュージシャンとして多くのフィリー・ソウルの録音に参加しているらしい。


この2作目は自分たちのルールであるR&B趣味を遠慮無く披露した作品。④の「She's Gone」が後に大ヒットしたのだが,このアルバムの最大の目玉はJohn Oates作の「Las Vegas Turnaround」。Daryl Hallが弾くエレピとJohn Oatesが弾くアコギに彩られるアコースティック・ソウルの名品。彼らのバージョンももちろん素晴らしいが,スピナーズあたりがカバーすると似合うだろうなと思える名曲だ。


この曲に加えて「Had I Known You Better Then」「I'm Just A Kid」と,John Oatesの作った曲は,ソウルにフォーク風味を加えた名品ばかり。ドラムはBernard Purdie,ベースはGordon Edwardsらが参加している。
ブルー・アイド・ソウルの名盤です。