Showcase / Sylvers

howdymoon2006-01-14



ファミリー・ソウル・グループのSylversの4作目。


プロデュースはライバル(?)のジャクソン5も手がけていたフレディ・ペレン。曲自体もジャクソン5のアルバムの中の1曲だと言われてもわからないような曲がチラホラ。とは言っても曲の魅力が損なわれることはちっともない。なんといっても1曲目の「Cotton Candy」だろう。こんなに愛くるしいバブルガム・ソウルは他に知らない。続いて、姉たちがリードをとる「The Roulette Wheel Of Love」、大ヒットした「Boogie Fever」、ドリーミーなコーラスが涙を誘う「Storybook Girl」(スタイリスティックスみたい!)、ヤングソウルな「Ain't No Good In Good-Bye」と、たたみかけるように名曲が続くA面は魅力的だ。B面はレオン・シルヴァースの自作曲が並ぶ。ライト・ファンクが多い中、イギリスのポップスのような「I Can Be For Real」のような曲が光っている。


3rdばかりがもてはやされていますが、この4作目もなかなかいいですよ。